Tony Martin

2021年11月28日

There’s No Tomorrow

There’s no tomorrow when love is new
Now is forever when love is true
So kiss me and hold me tight
There’s no tomorrow, there’s just tonight

Love is a flower that blooms so tender
Each kiss a dew drop of sweet surrender
Love is a moment of life enchanting
Let’s take that moment, that tonight is granting

There’s no tomorrow when love is new
Now is forever when love is true
So kiss me and hold me tight
There’s no tomorrow, there’s just tonight

「明日を知らず」

明日を知ることはないんだ、恋が始まったばかりの時は
今この時が永遠なんだ、愛が本物であるならば
だからキスして、力強く抱きしめておくれ
明日はないんだよ、あるのは今夜だけさ

愛は一輪の花さ、とても優しく咲いているんだ
一つ一つのキスは、愛されるままに溢れた雫で
愛は魅力あふれる人生の一コマなんだ
その一コマを手に取ろう、今夜はそれが許されるんだよ

明日を知ることはないんだ、恋が始まったばかりの時は
今この時が永遠なんだ、愛が本物であるならば
だからキスして、力強く抱きしめておくれ
明日はないんだよ、あるのは今夜だけさ

 ジョヴァンニ・カプロ(Giovanni Capurro、1859~1920年)の作詞、エドゥアルド・ディ=カプア(Eduardo Di Capua、1865~1917年)とアルフレッド・マツッチ(Alfredo Mazzucchi、1878~1972年)の作曲による、1898年のナポリターナの代表曲「僕の太陽(’O Sole Mio)」(http://yogaku-manyoshu.blog.jp/archives/11567549.html)に、新たな英語歌詞を付けてポップスにアレンジした1949年の流行歌です。アメリカのソングライターのアル・ホフマン(Al Hoffman、1902~1960年)、リオ・コーデイ(Leo Corday、1902~1985年)、リオン・カー(Leon Carr、1910~1976年)が作詞とアレンジを行いました。トニー・マーティン(Tony Martin、1913~2012年)が1949年に歌い、ビルボードのヒットチャートでは二位を記録しています。
 この歌はトニー・マーティンが1958年にフライアーズ・クラブ(Friars Club)の舞台に立った時に、共演していたコメディアンでパーキアカーカス(Parkyakarkus)ことハリー・アインスタイン(Harry Einstein、1904~1958年)が心臓発作で倒れ、場つなぎのためにマーティンが歌ったことでも知られています。アインスタインはそのまま亡くなってしまったので、この歌を選んだことはとても皮肉な結果となってしまいました。

sweet surrender:情愛に逆らわず心を許すこと。
grant:認める。

 



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hanmyo at 06:00|PermalinkComments(0)
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