George Alexander

2020年08月10日

Mighty Lak' a Rose

Sweetest li’l’ feller,
Ev’rybody knows;
Dunno what to call him,
But he mighty lak’ a rose!

Lookin’ at his Mammy
Wid eyes so shiny blue,
Mek’ you think that heav’n
Is comin’ clost ter you!

W’en he’s dar asleepin’,
In his li’l’ place,
Think I see de angels
Lookin’ thro’ de lace,

W’en de dark is fallin’,
W’en de shadders creep,
Den dey comes on tiptoe
Ter kiss ’im in his sleep.

Sweetest li’l’ feller,
Ev’rybody knows;
Dunno what to call ’im,
But he mighty lak’ a rose!

Lookin’ at his Mammy
Wid eyes so shiny blue,
Mek’ you think that heav’n
Is comin’ clost ter you!

「まるで薔薇の花のよう」

かわいい小さな男の子
誰でもみんなが愛する子
この子を何と呼べばいいだろう
まるで薔薇の花のような子なんだよ!

じっと子守を見ているよ
輝く青いお目目でね
まるで空から天国が
降りてきたような気持ちだよ!

あの子はそこで寝ているよ
あの子の小さな寝床でね
天使の姿が見えるようだよ
蚊帳の外から覗いてる

夜のとばりが降りてきて
影がこっそり忍び寄ると
忍び足のままやって来て
眠るあの子にキスするんだよ

かわいい小さな男の子
誰でもみんなが愛する子
この子を何と呼べばいいだろう
まるで薔薇の花のような子なんだよ!

じっと子守を見ているよ
輝く青いお目目でね
まるで空から天国が
降りてきたような気持ちだよ!

 エセルバート・ネヴィン(Ethelbert Nevin、1862~1901年)の書いた曲に合わせて、アメリカの作詞家フランク・レビー・スタントン(Frank Lebby Stanton、1857~1927年)が詩を書いたもの。マミー(Mommy)と呼ばれる黒人の子守女が、白人の子供をあやす子守唄のような体裁で書かれています。ネヴィンが生前最後に作曲した歌と言われています。
 ビルボードのヒットチャートでアメリカのバリトン、ジョージ・アレグザンダー(George Alexander、1867〜1913年)のものが三位を記録し、その後も様々な歌手や演奏家によって演奏されています。

li’l’:little。
feller:fwllow。
Dunno:(I) don’t know。
mighty:口語でとてもの意。
lak’:like。
Mammy:アメリカ南部で黒人の子守女のこと。
Wid:With。
clost ter:close to。
W’en:When。
dar:there。
shadders:shadow。

ネットではジョージ・アレグザンダーの歌唱は見つけられませんでした。代わりに1929年のポール・ローブソン(Paul Robeson、1898〜1976年)の歌唱を貼ります。



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hanmyo at 05:00|PermalinkComments(0)
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